今回は大晦日という事で、いつもと趣向を変えての放送となりました。
年末年始っぽいテーマを選んで、そのテーマに合った令和と昭和の曲を交互にかけ合う、題して「令和と昭和で歌合戦」。
昭和の曲担当は私ねこひげ院長。令和の曲担当はアシスタントのアサミーでお送りしました。
放送した楽曲
年末年始っぽいテーマとして以下の5つのテーマから曲を選びました。
- 紅白
- 家族
- ラブソング
- 冬
- 仕事
【紅白】
昭和 雨の西麻布 / とんねるず
令和 Turning Up / 嵐
【家族】
令和 ハルノヒ / あいみょん
昭和 寺内貫太郎一家のテーマ / 井上孝之バンド
【ラブソング】
昭和 ラムのラブソング / 松谷祐子
令和 愛す / クリープハイプ
【冬】
令和 冬の花 / 宮本浩次
昭和 氷の世界 / 井上陽水
【仕事】
令和 グータラ節 / ジェニーハイ
昭和 冬の煙突 / Carnation
昭和パートの曲を解説します
ここでは、ねこひげ院長が選曲した昭和パートの解説を行います。
【テーマ】紅白
作詞:秋元康 / 作曲:見岳章
シングル「雨の西麻布」A面に収録(1985年9月5日発売)
歌内の「紅白狙います」というセリフから紅白というテーマで選びました。
実際にはこの曲で紅白出場は果たせなかったようですが、その6年後「情けねぇ」でようやく出場できたようです。
演歌というか歌謡曲というか、ふざけて歌っているようでいて意外とちゃんと歌っていて曲もとてもいい歌ですよね。

「雨の西麻布」はこのCDで聴けます!
【テーマ】家族
作曲:大野克夫
昭和の有名な家族といえば、寺内貫太郎一家。
主人公の寺内貫太郎が小林亜星さん、妻の加藤治子さん、長女の梶芽衣子さん、長男の西城秀樹さん、母の悠木千帆(樹木希林)さん、お手伝いの浅田美代子さんといった錚々たるメンバーが出演されていました。
印象的なのは、悠木千帆さんが30代でおばあちゃんを演じていて、ジュリーこと沢田研二さんのポスターに向かって「ジュリ~」と身悶えていたシーンですよね。
涙あり、笑いありのとても素敵な昭和のドラマです。

「寺内貫太郎一家のテーマ」はこのCDで聴けます!
【テーマ】ラブソング
作詞:伊藤アキラ / 作曲・編曲:小林泉美
シングル「ラムのラブソング」A面に収録(1981年10月21日発売)
昭和のラブソングといえば、うる星やつらの主題歌でおなじみこの曲。
うる星やつらは1981年10月14日から1986年3月19日まで4年半というスパンで放送されていたり、劇場版も6本も制作されているという超人気アニメです。
ちなみに4年半の中で、ラムのラブソングは第1回(1981年10月14日) から 第77回(1983年7月20日)まで使われていました。
令和の現在でも多くの方に知られているアニソンですが、主題歌として使われていた期間は意外と短い感じがしますね。

「ラムのラブソング」はこのCDで聴けます!
【テーマ】冬
作詞・作曲:井上陽水 / 編曲:星勝・ニック・ハリソン
アルバム「氷の世界」に収録(1973年12月1日発売)
寒い冬といえば、氷の世界。
同名のアルバムは長期間売れ続けて、2年後の8月には日本レコード史上初のLP販売100万枚突破の金字塔を打ち立てたそうです。
2019年の年末にテレビで歌っている所を見ましたが、声量も衰えることなく歌われていたのは流石です。
40年以上前に発売された曲ですが、未だに歌い続けられていて、陽水さんの中でも思い入れがある曲なんではないでしょうか。

「氷の世界」はこのCDで聴けます!
【テーマ】仕事
作詞・作曲:直枝政太郎
シングル「夜の煙突」A面に収録(1984年9月発売)
トンカチ叩いて働いた後の一服が楽しみ。ということで「仕事」のテーマで選びました。
個人的には森高千里さんのカバーでおなじみの「夜の煙突」。森高版PVではご本人たちもバックバンド的に登場していてとても素敵な映像になっています。
この曲は、Carnationを名のる前「耳鼻咽喉科」という名前でやっていた時に作った曲だそうで、ナゴムレコードの主催者であるケラリーノ・サンドロヴィッチさんが興味を持ってシングルをリリースしたそうなんですが、あまり売れなかったそうです。
歌詞や歌に独特の雰囲気があってとてもカッコいい曲だと思うのですが、意外ですね。ただ、森高千里さんのライブではかなり盛り上がります!

「夜の煙突」はこのCDで聴けます!
最後に
今回は大晦日ということで、特別編として「令和と昭和の歌合戦」をお送りしました。年末にちなんだ5つのテーマで曲を選ぶのは新鮮でとても楽しかったです。
また、アサミー選曲による令和の曲も「グッとくる曲」を知ることができてとても良かったです。今年の年末もまたやりたい!
という訳で、次回の歌合戦もお楽しみに。