【グッとくる昭和サウンド第45回】昭和の夏の曲特集その2

放送した楽曲

今回の選曲はこちら
  1. 夏のお嬢さん / 榊原郁恵
  2. 二人の夏 / 愛奴
  3. 夏女ソニア / もんたよしのり&大橋純子
  4. 真夏のフラメンコ / オックス
  5. サマータイム・ブルース / 子供ばんど

引き続き昭和の夏の曲を集めてみました

夏のお嬢さん(1978年)

夏のお嬢さん / 榊原郁恵

作詞:笠間ジュン / 作曲:佐々木勉 / 編曲:小六禮次郎

まずは元気な夏の一曲を。榊原郁恵さんの7枚目のシングルで昭和のアイドルの夏の定番曲ともいえるでしょう「夏のお嬢さん」。

おなじみの「アイスクリーム(I Scream)ユースクリーム(You Scream)」ですが、これは1927年にアメリカで流行した「 I Scream, You Scream, We All Scream for Ice Cream」という歌が由来なのだそうです。

このアイスクリーム~の部分。アクセントが独特で拍が取れずに歌うのが難しいですよね。

ギターのサウンドと言い、曲の転調と言い、色んな要素が入っていて音楽的にも素晴らしいです。

そこへきて、榊原郁恵さんの弾けるような歌声が最高にハマっていて、個人的に夏の大好きな一曲です。

ちなみにこの曲。Suzi Quatroの「The Wild One」に似ているという声が当時からあったそうですが、テンポも違うし何より声のトーンが全然違っているので、もしオマージュがあったとしても完全にそれぞれ別物として楽しめます。

スージー・クアトロが歌う「The Wild One」もかなりロックしていてカッコいいですもんね。

二人の夏(1975年)

二人の夏 / 愛奴

作詞・作曲:浜田省吾 / 編曲:愛奴

続いては、今ではソロアーティストという印象が強い浜田省吾さんですが、プロデビューしたのは「愛奴(あいど)」というグループでした。しかも担当はドラム。

その愛奴のデビューシングルがこの「二人の夏」です。

浜田省吾さんが、とにかく暑かったので何か涼しい曲でも作ろうかなということで、ザ・ビーチ・ボーイズの「サーファー・ガール」のパロディ的な曲を作ったそうで、コーラスのハモリと言い、ファルセットといいかなりそのまんまですが、これはこれでいいです!本当夏に聞きたくなる感じがありますもんね。

個人的に、ひと時は「奴らの足元にビッグマネーを叩きつけている」印象が強かったですが、和製ビーチ・ボーイズ的な曲を作られていたとは思いませんでした。

夏の夜の浜辺、夢のかけら、月が瞳の中で小舟のように揺れていたというロマンティックな歌詞もまたいいですね。

夏女ソニア(1983年)

夏女ソニア / もんたよしのり&大橋純子

作詞:阿久悠 / 作曲:芳野藤丸 / 編曲:佐藤準

続いては、夏のデュエット曲。コーセー化粧品「ソニア」のCMソングでも同じみ「夏女ソニア」。

歌っているのは、もんたよしのりさんと大橋純子さんですが、この二人は一時期同じ事務所とレコード会社に所属していて、それがきっかけでデュエットすることになったそうなのですが、その所属事務所というのがあのサブちゃんでおなじみの「北島音楽事務所」。

北島音楽事務所といえば、かつて山本譲二さんや、小金沢君こと小金沢昇司さんといった本格派の演歌歌手が所属されていた、ド真ん中の事務所といったイメージがあったので、特にもんたさんはかなり意外な感じがしますね。

もんたよしのりさんといえば、以前「ハスキーボイスを堪能しよう」でも紹介しましたがとにかく声がハスキー!大橋純子さんのソウルフルな歌声と絡みあって夏らしいとてもテンションの高い曲になっています。

サビの盛り上がりでは、お二人ともかなり声をはって歌いあげられるので、デュエットソングとはいえ軽い気持ちでカラオケで歌うとこめかみ辺りの血管が切れるかもしれません。

真夏のフラメンコ(1969年)

真夏のフラメンコ / オックス

作詞:橋本淳 / 作曲・編曲:筒美京平

この番組で昭和のサンバやフラメンコなどいくつか紹介してきましたが、この曲はグループサウンズにおけるフラメンコ歌謡の決定版!オックスの「真夏のフラメンコ」です。

グループでも野口ひでとさんと二分する人気があった赤松愛さんの突然の脱退後、新たに田浦久幸さん(後の夏夕介)が加入したシングル「ロザリオは永遠に」のB面に収録されている曲です。

GS研究家として知られる黒沢進さんも、断然こちらをA面にすべきだったといっていますが、私も真夏のフラメンコA面派です。

オービバビバオーレオレ オービバビバオーレオレ

フラメンコの掛け声なのか何なのかわかりませんが、夏の間中頭に残りそうなそれっぽいフレーズがいいですね。

ちなみにボーカルの野口ヒデトさんは、西郷輝彦さんの「星のフラメンコ」を意識して歌ったとのこと。このエピソードもなんか最高です。

サマータイム・ブルース(1982年)

サマータイム・ブルース / 子供ばんど

作詞:うじきつよし / 作曲:EDDIE COCHRAN・JERRY CAPEHART

最後は、ロックが好きな人の夏の一曲。1958年に発売されたエディ・コクランの名曲「サマータイム・ブルース」。

ザ・ビーチ・ボーイズやTHE WHO、T₋REXなど名だたるミュージシャンがカバーしていますが(個人的にはブルー・チアーバージョンが好きです。)、今回は子供ばんどが日本語詞でカバーしたバージョンをお送りします。

ボーカル&ギターのうじきつよしさんは、楳図かずおさんばりの赤白ボーダー服とギター(うじきつよしモデル ヤマハ・SG-1000XU)が印象的でしたね。あとは何と言ってもヘルメットをかぶって、その上にアンプを乗せるというルックスが最高にロックです。

派手な感じの印象が色物っぽく見えがちですが、なんのなんの。演奏力もピカイチの実力派です。

この曲も、ちょっとダルい感じの歌い方がロックしててカッコいいです!ギターソロのツインギターのハモリがハードロック好きにはたまりません。

最後に

今回は、まだまだ夏真っ盛りということで「夏の曲特集 その2」をお送りしました。アイドルから歌謡曲、グループサウンズ、ロックと様々なジャンルの夏の曲をお楽しみ頂けたのではないでしょうか。

それでは次回もお楽しみに。

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