【グッとくる昭和サウンド第44回】夏だ!祭りだ!音頭特集

放送した楽曲

今回の選曲はこちら
  1. のりピー音頭 / 酒井法子
  2. しらけ鳥音頭 / 小松政夫・スージー白鳥
  3. イエロー・サブマリン音頭 / 金沢明子
  4. ジョナサン音頭 / 愛川欽也
  5. 志村けんの全員集合 東村山音頭 / ザ・ドリフターズ

お盆の時期に合わせて音頭を集めてみた

のりピー音頭(1988年)

のりピー音頭 / 酒井法子

作詞:森浩美 / 作曲:馬飼野康二 / 編曲:竹村次郎

まずは可愛らしい音頭をということで、のりピーこと酒井法子さんが歌う「のりピー音頭」です。

当時すでにCDが発売されていた中、この「のりピー音頭」はカセットテープでのみ販売されていたそうです。

是非ともこのシングルが発売される2年ほど前に重低音が特徴のソニーのラジカセ「ドデカホーン」が発売されましたが、このドデカホーンで再生して音頭を踊ってみたいものです。もしかしたら当時実際に踊っていた人がいたかもしれませんね。

楽曲は意外とちゃんとした音頭なので、今でも盆踊りシーズンでかけたらいける気がします。というか、今年からみんなで輪になって踊りたい!

2018年に東京の中野駅前盆踊り大会でボン・ジョヴィの「Livin’ On A Prayer」で、盆踊りを踊るという試みがネットでかなり話題になりました。それが、最終的にボン・ジョヴィの公式Twitterに届いてツイートされるという奇跡の展開に!

これを是非のりピー音頭で実現できないものか…。

とりあえず、普及することから始めたいと思います。

しらけ鳥音頭(1977年)

しらけ鳥音頭 / 小松政夫・スージー白鳥

作詞・作曲:しらけ鳥宴会団 / 編曲:宮川泰

音頭は「はっぴッはっぴッやっピー」な明るいものばかりではありません。続いては暗い、マイナー系の音頭をお送りします。

1976年から放送されていたバラエティー番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」。キャンディーズをはじめ、伊東四朗さんや小松政夫さん、加山雄三さんや西田敏行さん、ザ・ハンダースなど芸人だけに囚われず様々なジャンルの方たちが集って行うコントは最高に面白かったことでしょう。

私はDVDでしか見たことがありませんが、リアルタイムで見て笑い転げていた方たちが羨ましいです…。

そんな最高のバラエティーの中の人気コーナー「悪ガキ一家と鬼かあちゃん」内で生まれた、母親役の伊東四朗さんとの会話が白けた時に、息子の政太郎役の小松政夫さんが突然歌いだすこの歌「しらけ鳥音頭」。

これかなりの発明だと思うんですよね。普通、今でいう所の話がすべって「シーン」となっている状態だと思うのですが、この場合周りのツッコミやフォローで何とか笑いに変えることができますが、これは自分で処理できますもんね。しかもこの流れをみんなが待つという素晴らしいシステムになっています。

ただ、これは小松さんのキャラクターとしての腕と演出があっての笑いへの昇華であって、一般の人がすべったからといってこれをやると2重の大事故になってしまいそうです。

当時、そんな大事故が色々なところで起こっていたと思うとゾッとしますが、普通に宴会の時に歌って盛り上げていた方もいそうですね。

それにしても小松政夫さんは、ギャグといいキャラクターといい最高です。

イエロー・サブマリン音頭(1982年)

イエロー・サブマリン音頭 / 金沢明子

作詞・作曲:ジョン・レノン・ポール・マッカートニー / 編曲:萩原哲晶 / 日本語訳詞:松本隆

第28回目の放送で「ビートルズカバー特集」をお送りしましたが、その中で大場久美子さんのパンチの効いた「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」のカバーを紹介しましたが、この曲も負けず劣らずインパクトの強いカバーです。

なんと、あのビートルズの名曲「イエロー・サブマリン」を音頭としてカバーしたその名も「イエロー・サブマリン音頭」(そのまんまですね…。)。

タイトルを聴くといかにもおふざけ的な感じに取られそうですが、かなり真面目に制作されたようです。

当初、山田邦子さんがボーカル候補に挙がっていたそうなのですが、プロデューサーの大滝詠一さんが山田さんが歌うとコミックソングだと思われてしまって真面目に受け取られないことを危惧した結果、金沢明子さんが歌うようになったそうです。

そしてなんとこの曲、公式(?)公認といいますか、当時ビートルズの楽曲著作権保護が厳しくなっていて、カバーの際の歌詞の変更が世界的に認められなかったそうなのですが、この曲を聴いたポール・マッカートニーが許可したというまさかの展開が。

ポールにどこら辺が響いたのかわかりませんが、イエロー・サブマリンが和のリズムにも馴染むということがわかりましたね。

ジョナサン音頭(1976年)

ジョナサン音頭 / 愛川欽也

作詞:剱持貴司 / 作曲・編曲:松木優晴

続いては、みんな大好きトラック野郎関連の楽曲で、“やもめのジョナサン”こと愛川欽也さんが歌う「ジョナサン音頭」です。

実はジョナサン音頭といいながら、トラック野郎の劇中歌としては確認できませんでした。なので、もしかしたら没になったか便乗した企画盤だったりするのかもしれませんね。

歌詞には函館、山形、東京、京都、伊予という地名も出てきてトラックで日本全国を周っているジョナサンのドヤ顔運転が目に浮かぶようです。

途中で「おいジョナサン!早くしろよぉー!」という、桃さんのセリフが入っているのがファンにとっても嬉しいですね。

志村けんの全員集合 東村山音頭(1976年)

志村けんの全員集合 東村山音頭 / ザ・ドリフターズ

作詞:土屋忠司 / 作曲:細川潤一 / 補作詞・補作曲:いかりや長介・志村けん

最後は、音頭と言えばこの曲。長崎の端っこに住んでいた私でも知っている地名「東村山」を全国に知らしめたといっても過言ではない一曲「東村山音頭」です。また、この曲は志村けんさんのブレイクのきっかけになった曲でもありますね。

ちなみに私が住んでいる島原も、教科書にも載っているということもあってか「あーあの島原の乱の!」とよく言われるように中々の知名度がありますが、東村山市も聞いた人のほとんどが「あーあのイッチョメイッチョメの!」というかなりの知名度を誇る街なのではないでしょうか。

元々は1963年に東村山町農業協同組合が発売した、ご当地ソング的な楽曲でした。歌を三橋美智也さんと下谷二三子(したやふみこ)さんという民謡歌手の方が歌うという、ご当地ソングにしては豪華な感じがしますね。

それをドリフターズがアレンジしたのがこの曲ですが、原曲にはない4丁目は原曲に近いアレンジ。3丁目はいかりや長介さんが作詞と作曲。定番の1丁目は志村けんさんが作詞と作曲を担当されたそうです。

ソウルミュージックが大好きな志村さんだけあって、1丁目の笑いとソウルを融合させたアレンジは流石です。

最後に

今回はお盆も近いということで、昭和の音頭をご紹介しました。アイドルから、お笑い、そしてビートルズまで幅広い音頭でしたがお楽しみいただけましたでしょうか。

それでは次回もお楽しみに。

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