【グッとくる昭和サウンド第56回】リンゴが出てくる曲特集

放送した楽曲

今回の選曲はこちら
  1. リンゴの唄 / 並木路子&霧島昇
  2. リンゴ / よしだたくろう
  3. 赤いリンゴ / ザ・スパイダース
  4. 愛って林檎ですか / 岡本舞子
  5. Hello アップル・ヒップ / クリエーション

11月5日いいりんごの日にちなんでリンゴの曲を集めてみた

リンゴの唄(1945年)

リンゴの唄 / 並木路子&霧島昇

作詞:サトウハチロー / 作曲:万城目正 / 編曲:仁木他喜雄

リンゴの曲と言えば、まず出てくるのはこの曲ではないでしょうか。1945年に発売された並木路子さんと霧島昇さんの「リンゴの唄」。

戦後第一号の映画として放映された「そよかぜ」の主題歌だったこの「リンゴの唄」。並木路子さんはこの映画の主役を演じ、霧島昇さんも出演されていました。

私が生まれる20年位前の歌ですが、一番が歌えてしまうのは何故なんでしょう。よくテレビで戦後の様子が映し出される際、必ずと言ってもいいほどこの曲がかかりますが、それで覚えてしまったのでしょうか。

曲をすぐ覚えられるタイプではないのですが、印象的な歌詞と口ずさみやすいメロディーが耳に残りますもんね。ヒットしたのもわかります。

発売当時は戦後間もないということで、戦争からの解放感と復興に向けて暗い気持ちを明るい未来へ向けるには持って来いの曲だったのかもしれませんね。

リンゴ(1972年)

リンゴ / よしだたくろう

作詞:岡本おさみ / 作曲:吉田拓郎

続いては、吉田拓郎さんがまだひらがな表記だった時代のアルバム「元気です。」に収録されている名曲「リンゴ」。

ざっくりいうと、付き合いたてのカップルが、リンゴを買ってきて二人で食べるという歌なのですが、四畳半にとっくりセーターにジーンズの二人がリンゴをむいてキャッキャしている姿が浮かんでくるとても素敵な歌です。

伴奏は、イントロから終始ギターの力強いアルペジオがカッコいい!歌詞は何ともない日常を歌ったものですが、鬼気迫る感じの演奏とのギャップが大きくて初めて聴いたとき「何だこの曲は!」と衝撃を受けました。

2分弱と短い曲なのですが、終わるのが惜しいというか、もっと聴いていたくなる曲ですね。

赤いリンゴ(1969年)

赤いリンゴ / ザ・スパイダース

作詞:なかにし礼 / 作曲:鈴木邦彦

続いては、グループサウンズから一曲。ザ・スパイダースの18枚目のシングル「涙の日曜日」のB面に収録されている「赤いリンゴ」。

マチャアキこと堺正章さんと、井上順さんの高音と低音の掛け合いのような歌が印象的な面白い曲です。管楽器を前面に押し出しているのも珍しい気がします。

歌詞は赤いリンゴを恋人に例えているようですが、抽象的で正直よくわかりません。それよりも、同じ文章を2回ずついうことによって、堺さんと順さんの掛け合いを生んだりする演出的な意味合いが大きいのではないかと思います。

イントロのベースからカッコよくて、インストでも十分聴ける演奏陣の素晴らしさも聴きどころ満載です。井上堯之さんのギターソロも弾きまくっていて最高!

ザ・スパイダース後期で好きな曲の中の一曲です。

愛って林檎ですか(1985年)

愛って林檎ですか / 岡本舞子

作詞:阿久悠 / 作曲・編曲:山川恵津子

続いては、岡本舞子さんの「愛って林檎ですか」。

ちょっと何を言っているかわからないタイトルですが、以前「昭和の夏の曲特集その3」で紹介した「ナツオの恋人ナツコ」もなかなかのインパクトでしたね。

岡本舞子さんは子役モデルとして芸能界デビューしていて、1984年にはテレビアニメ「魔法の妖精ペルシャ」の主題歌(見知らぬ国のトリッパー)を担当。実際にはこちらが初めてのシングルだったのですが、これはプレデビューという扱いで、「愛って林檎ですか」がデビュー曲ということになっているそうです。

というわけで、この曲が発売された時、岡本舞子さんは中学三年生で14歳。まだまだ愛を知らない子供という設定で「愛って何?おいしいの?」的な歌になったのでしょうか…。子役は妙に大人びていて芸能界の酸いも甘いも早いうちから知っているという噂もあるので何ともいえないですよね。

ただ、そんな愛というよくわからない重たいものを抱かされた不安や困惑をしっかりした歌唱力と14歳とは思えない表現力で歌えているのはすごいですね。

Hello アップル・ヒップ(1981年)

Hello アップル・ヒップ / クリエーション

作詞:クリエーション&小川ミミ / 作曲:竹田和夫 / 編曲:クリエーション

最後は、英語のアップルも入れておこうということで、クリエーションの「Hello アップル・ヒップ」。

クリエイションから改名して初のシングル「ロンリー・ハート」がテレビドラマ「プロハンター」の主題歌としてヒットしたクリエーション。

クリエーション名義では2枚目となるこの曲は、1981年ワコールの「シェイプパンツ」のCMソングとなりました。

“ガードルでもない ショーツでもない もうこれはシェイプパンツ”

ファンキーな曲調に、「Hip 234 ハローアップルヒップ」というフレーズが印象的なオシャレな曲です。

下半身だけ映った女性がズボンやスカートを自らバンバン下して、まるでタモリ倶楽部のオープニングのようにカラフルなシェイプパンツを履いたお尻がドアップで映り続けるというCMの内容も衝撃的でした。

桃尻という言葉もあるように、柔らかそうで丸いいいお尻は桃に例えられますが、アップル・ヒップということでリンゴのようなお尻というのは女性にとっていいことなんでしょうか。なんかちょっと堅そうに思えますが、垂れずに引き締まっているという意味ではいいのでしょうね。

最後に

今回は青森県が制定した11月5日の「いいりんごの日」にちなんで、昭和のリンゴが出てくる曲を集めてみました。

リンゴは今回取り上げただけでも、歌謡曲、フォーク、グループサウンズ、アイドル、ロックと様々なジャンルで扱われていましたね。

リンゴが出てくる曲は他にもまだありますので、機会があれば第2弾もやりたいと思いますのでお楽しみに。

それでは、また次回。

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