グッとくる男性ボーカルアニソン5選

グッとくる男性ボーカルアニメソングを集めてみた

  1. ガッチャマンの歌 / 子門真人・コロムビアゆりかご会
  2. 妖怪人間ベム / ハニー・ナイツ
  3. ルパン三世のテーマ / ピートマック・ジュニア
  4. ペガサス幻想 / MAKE-UP
  5. 摩訶不思議アドベンチャー / 高橋洋樹

ガッチャマンの歌 / 子門真人・コロムビアゆりかご会

作詞:竜の子プロ文芸部 / 作曲:小林亜星 / 編曲:ボブ佐久間

科学忍者隊ガッチャマン
  • 原作:吉田竜夫
  • 音楽:ボブ佐久間
  • アニメーション制作:タツノコプロ
  • 放送期間:1972年10月1日~1974年9月29日(全105話)

まずは、「科学忍者隊ガッチャマン」から「誰だ 誰だ 誰だ~」の歌いだしでおなじみガッチャマンの歌。

この曲。実は放送開始当初、22話まではエンディングテーマだったんです。それが、ヒーローものらしい勇ましい曲ということで人気が出て、オープニングテーマに変更されたそうです。

ちなみに22話までのオープニングは「シュパー シュパシュパシュパー」という謎の歌いだしでおなじみ「倒せ!ギャラクター / コロムビアゆりかご会」でした。どう考えてもこっちがエンディングですよね。

ガッチャマンといえば、11歳から18歳の少年少女5人による科学忍者隊が、秘密結社「ギャラクター」と戦い地球征服を阻止するストーリー。

今の今まで「5人合わせてガッチャマン!」だと思っていましたが、ガッチャマンというのは科学忍者隊のリーダーG-1号「大鷲の健」こと鷲尾健個人をさすのだそうです。ちょっとビックリですよね。

妖怪人間ベム / ハニー・ナイツ

作詞:第一動画 / 作曲・編曲:田中正史

妖怪人間ベム
  • 原作:足立明
  • アニメーション制作:第一動画
  • 放送期間:1968年10月7日~1969年3月31日(全26話)

続いては、当時子供にどの程度人気があったのか知りたい名作アニメ「妖怪人間ベム」から主題歌の「妖怪人間ベム」。

オープニングのアニメーションで、妖怪人間の恐ろしい姿で闇に隠れて生きている割には、音楽は軽快なスイングジャズで決して暗くなりすぎていないのがいいですね。

歌っているのは男性ボーカルグループ「ハニー・ナイツ」。あまり感情が出ない抑揚が少ない歌い方がまた人間っぽくなくていいです。

ハニー・ナイツといえば、幼少期のチンチンの想い出を歌った伝説の名曲「オー・チン・チン」を歌っていましたね。

ルパン三世のテーマ / ピートマック・ジュニア

歌詞原案:鴇田一枝 / 作詞:千家和也 / 作曲・編曲:大野雄二

ルパン三世(テレビ第二シリーズ)
  • 原作:モンキー・パンチ
  • 音楽:大野雄二
  • アニメーション制作:東京ムービー
  • 放送期間:1977年10月3日~1980年10月6日

続いては、1967年の連載開始から始まり、2000年に入ってからも新シリーズが生まれるほど幅広い世代に大人気、日本一愛されている大泥棒「ルパン三世」シリーズからテレビ第二シリーズの主題歌「ルパン三世のテーマ」ボーカルバージョンです。

オープニングテーマは放送開始から第26話までは、今でも高校野球の応援などでも使われているおなじみのインストバージョンが流れていましたが、第27話から第51話までがピートマック・ジュニアさんによるこちらのボーカルバージョンが流れました。

特徴的なサビの「おぉ~とこにはぁ~」から声を張る歌い方はよく真似したものです。歌詞は意外と難しいですが、男の生きざまや美学を歌ったカッコいい歌ですね。

ちなみにルパン三世はシリーズごとにルパンのジャケットが変わりますが、第一シーズンが緑、第二シリーズが赤、第三シリーズがピンク。

個人的にはストーリーやキャラクター的にも一番硬派でハードボイルドだった緑の第一シリーズが好きです。

ペガサス幻想 / MAKE-UP

作詞:竜真知子 / 作曲:松澤浩明・山田信夫 / 編曲:MAKE-UP

聖闘士星矢
  • 原作:車田正美
  • 音楽:横山菁児
  • アニメーション制作:東映動画
  • 放送期間:1986年10月11日~1989年4月1日(全114話)

続いては、当時の少年をみんな明日の勇者にしてくれたアニメ「聖闘士星矢」の主題歌「ペガサス幻想(ファンタジー)」。

ハードロック調な楽曲でイントロのフレーズからグッときますが、サビの「せいっせ~や~っ」で少年たちは完全に小宇宙(コスモ)を感じていたと思います。

今となって見ればおもちゃ業界との大人のお約束などもあったと思いますが、当時はいろいろな星座のキャラクターの聖衣(クロス)がカッコよくて、新しい星座が出てくるたびにテンションが上がったものでした。

星矢のペガサス流星拳など、様々な聖闘士から繰り出される必殺技も毎回楽しみでした。

そんなキャラクターのフィギュアを集めたくて仕方なかったのですが、その数は12星座に収まらないので相当親御さん泣かせだったと思います。

ちなみに私は蠍座生まれなので、好きなキャラクターは蠍座(スコーピオン)のミロでした。

摩訶不思議アドベンチャー / 高橋洋樹

作詞:森由里子 / 作曲:いけたけし / 編曲:田中公平

ドラゴンボール
  • 原作:鳥山明
  • アニメーション制作:東映動画
  • 放送期間:1986年2月26日~1989年4月19日(全153話)

最後は、こちらもジャンプ黄金期を通ったアラフォー世代には外せないアニメ「ドラゴンボール」から「摩訶不思議アドベンチャー」。

この曲も「はっじまっるよー」感があって、イントロからテンションが上がる曲ですよね。いつもワクワクしながらテレビに噛り付いていたものです。

バトルに次ぐバトルで、ドラゴンボールの扱いも雑になってくる後期の物語も嫌いではないのですが、初期のまだほのぼのした雰囲気ある世界観が大好きでした。

曲の中で何度も出てくる、世界でいっとーの「いっとー」が当時よくわかっていませんでしたが、この表記もほのぼの感を現している気がします。歌の内容もドラゴンボールを探す冒険活劇といった感じですもんね。

敵キャラも個性豊かで、中でも印象的なのはへし折った柱を投げてそれに乗って移動する桃白白(タオパイパイ)ですかね。あと、触るとニンジンになってしまうというウサギ団の兎人参化(とにんじんか)がメチャクチャ嫌で怖かったのを覚えています。

最後に

今回は、今年最後の放送ということで昭和のグッとくるアニソンを集めてみました。

紅白歌合戦ということで、男性ボーカルのテンション上がる曲を多めにお送りしましたがいかがだったでしょうか。

それでは、来年もよろしくお願いいたします。

次回もお楽しみに。