【グッとくる昭和サウンド第69回】キッスの曲特集

放送した楽曲

今回の選曲はこちら
  1. バレンタイン・キッス / 国生さゆり with おニャン子クラブ
  2. 天国のキッス / 松田聖子
  3. 原宿キッス / 田原俊彦
  4. キッス・モーション / レモンレモンズ
  5. それはキッスで始まった / ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

キッスが付くタイトルの曲を集めてみた

バレンタイン・キッス

バレンタイン・キッス / 国生さゆり with おニャン子クラブ(1986年)

作詞:秋元康 / 作曲:瀬井広明

まずは、バレンタイン直後だし、今回の特集をやろうとしたきっかけとなった曲「バレンタイン・キッス」。

もはや専売特許ともいえるバレンタインの定番曲ですが、この曲以降でバレンタインの曲って発売されているのでしょうか。

冒頭の「シャラララ 素直にキーィス」から繰り出される、華麗なステップというか足さばきが最高です。よく歌いながらできるなと感心しますよね。

ちなみに、「明日は特別スペシャルデー」という特別とスペシャルという同じ意味のことを日本語と英語で2回言うというパターンが思いつく限り他にも2曲あります。

1つは、矢沢永吉さんの「アリよさらば」。(WHY? 何故に)

もう1つは、井上陽水さんの「リバーサイドホテル」。(ホテルはリバーサイド 川沿いリバーサイド)

天国のキッス

天国のキッス / 松田聖子(1983年)

作詞:松本隆 / 作曲・編曲:細野晴臣

続いては、松田聖子さんの13枚目のシングルで「天国のキッス」。

歌声と言い、振り付けと言い、衣装と言い、何といっても最高にキュートな笑顔。見ているうちに、「もしかしてお迎えが来たのかな」と思ってしまうほどの天国からの使者感。

最強に可愛いですよね。このときの聖子ちゃん。

可愛いだけではなく、変なタイミングで転調を繰り返す難しい曲を、さも簡単なように笑顔で歌いとおすその歌唱技術も素晴らしい!

作曲は、YMOの細野晴臣さん。テクノポップが一般的に普及し始めた時期ということもあって、曲中に「ポンポンポン」とテクノサウンドが入っているのもいいです。

ダーリンと二人だけのキラキラした世界。自分をダーリンに置き換えて悶々としていたファンがどれほどいたでしょうか。そんな罪な作詞を担当したのは、松本隆さん。

ほんと、めちゃくちゃいい曲です。

原宿キッス

原宿キッス / 田原俊彦(1983年)

作詞:宮下智 / 作曲:筒美京平 / 編曲:船山基紀

続いても80年代アイドルから、田原俊彦さんの9枚目のシングルで「原宿キッス」。地名とキッスを合わせるという斬新なタイトルです。

原宿でマブい女の子を見かけて、どうやってナンパしようかと考えを巡らすという、プレイボーイ、またはプレイボーイぶった男の歌。

そんな歌詞を担当したのは、田原俊彦さんに数多くの楽曲提供をしていて、ジャニーズ事務所とも専属契約をしていたという、宮下智(みやしたとも)さん。

3歳からピアノを習い、高校一年生の時にアメリカ留学して「ワシントン・ミュージック・ティーチャーズ・コンテスト」で1位になったり、サンフランシスコ音楽学院を首席で卒業するなど、ピアニストとして素晴らしい経歴をお持ちです。

そんな、サンフランシスコ音楽学院首席卒業からの「原宿キッス」。もしくは、「ハッとして!Good」。はたまた、「君に決定!」。

幅の広さが半端じゃないです。

ちなみに宮下智さんは、ショコラティエに転向して、東京の世田谷区にトリュフ専門店を開業されているそうです。生き方の幅も広いです!

キッス・モーション

キッス・モーション / レモンレモンズ(1967年)

作詞:幸田栄 / 作曲:重田恒雄

続いては、60年代の曲から。穂坂光子さん、穂坂玲子さんによる双子のコーラスデュオ「レモンレモンズ」の「キッス・モーション」。

とにかくキッスがしたくてたまらない女の子の可愛らしい歌。楽曲もザ・昭和といった曲ですね。おませな子供と笑われたってかまわないということですが、何歳位の設定なんでしょう。

キッスがしたいあまり、鏡に向かってハッスルしたり、若さがはじけて、ハートが燃えて蒸発しそうなほど悶えるってなかなかヤバいですよね。

流行りのファッション、メキシカンルックという歌詞が出てきますが、同年に発売された橋幸夫さんの「恋のメキシカン・ロック」の影響もあるのでしょうか。

ちなみに先ほどの、田原俊彦さんの「原宿キッス」にも出てきましたが、モーションという言葉。気になる人にアプローチするときに「モーションをかける」という言い方をちょくちょく聞いていた気がしましたが、最近めっきり聞かなくなりましたね。

それはキッスで始まった

それはキッスで始まった / ジャッキー吉川とブルー・コメッツ(1970年)

作詞:なかにし礼 / 作曲:井上忠夫

最後はグループサウンズから1曲。ジャッキー吉川とブルー・コメッツで、「それはキッスで始まった」。

意味深で、とてもインパクトのあるタイトルですよね。

ブルーコメッツの1968年の脱GS以降続く歌謡路線の曲で、短いイントロからいきなりサビの「それは~それは~キーィッスで~ キッスで始まった~」が入ってきて何とも言えない圧で序盤から引き込まれます。

前作のシングル「海辺の石段」では、琴をフィーチャーいましたが、今作ではギター・ボーカル担当の三原綱木さんとボーカル・フルート・サックス担当の井上忠夫さんが間奏でトランペットを吹くという、変化球を見せています。

色々と変化を付けたい時期だったんでしょうね。

また、歌詞の世界観も流石のなかにし礼さん。

机の上に~飾っておいて~指も触れずに~見つめ~ていたいのさ~

そんな狂気を孕んだ愛し方は、よっ!待ってました!なかにし節!といった感じで最高です。

最後に

今回は、バレンタイン直後ということで「キッス」が付く昭和の曲を集めてみました。キスではなくて、キッスというのがポイントですね。

バラエティーに富んだキッスをお楽しみ頂けたのではないでしょうか。

それでは、次回もお楽しみに。

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