2019年12月10日放送分
- 泣かないで / 舘ひろし
- スワンの涙 / オックス
- Lemon Tea / Sheena & the Rokkets
- 味噌汁の詩 / 千昌夫
※前回途中で終了してしまったので、前半は前回の続きを行った為、今回は曲数少な目です。
ホットドリンクが出てくる曲特集
すっかり寒くなった今日この頃、温かい飲み物が欲しくなりませんか?そこで今回は体を中から温めてくれそうな“ホットドリンクが出てくる曲”を集めてみました。
泣かないで
作詞:今野雄二・宮原芽映 / 作曲:舘ひろし
シングル「泣かないで」A面に収録(1984年8月1日発売)
この曲で出てくるホットドリンクは「中国茶(チャイニーズティー)」。中国茶とは、中国大陸と台湾で採れたお茶の総称だそうですが、個人的にはあまり馴染みがありません。
緑茶や烏龍茶も中国茶の1つとしてあるようですが、中国茶の種類というか分類はかなり細かいようで理解するのがちょっと難しかったです。興味がある方は、日本中国茶協会のホームページを見てみて下さい。
ちなみにこの曲は女性との別れを歌った曲ですが、その女性が好きだったのが中国茶。中国の女性?または中華街の近くに住んでいる女性?なんかオシャレだから?
あえての中国茶に何か強いこだわりを感じますが、正直歌詞を読んでもわかりませんでした…。
「泣かないで」はこのCDで聴けます!
スワンの涙
作詞:橋本淳 / 作曲・編曲:筒美京平
シングル「スワンの涙」A面に収録(1968年12月10日発売)
この曲で出てくるのは「ブラックコーヒー」。最近はコンビニのコーヒーもとても美味しくて気軽に飲む機会が増えたのではないでしょうか。
ちなみに私は夏でもホットのコーヒーを飲むのですが、以前真夏の暑い日にレジでホットコーヒーを頼んだら物凄くビックリした顔で「本当にいいんですね?」と店員さんに3回も確認されたことがあります。
そして「暑い日にホットコーヒーを頼んだのは、とあるトラックの運転手以来であなたで2人です。」というありがたいんだか何だかわからない称号を頂きました。
外は暑くても車の中は冷房が効いているし、そんなに驚くことかな?と逆に聞きたくなりました。コーヒーはホットに限ります!
「スワンの涙」はこのCDで聴けます!
Lemon Tea
作詞:柴山俊之 / 作曲・編曲:鮎川 誠
アルバム「Sheena & the Rokkets #1」に収録(1979年3月25日発売)
これはそのままで、出てくる飲み物は「レモンティー」。
寒い日にホットレモンティーを飲むと暖まるし、香りも楽しめて気分もリラックスできますよね。
この曲は、トレインがケプトアローリングしていてカッコいいです(そのまんまヤードバーズのトレイン・ケプト・ア・ローリング)。
カバーを日本語詞で歌っているのかと思いきや、作曲・編曲は「鮎川誠」というこの潔さが大好きです!演奏にも勢いが出ている感じがします。
ただ、そのヤードバーズも実はカバーしていたという話で、元々この曲はティニー・ブラッドショーの曲で、それをジョニー・バーネット・ロックンロール・トリオがロカビリー的にカバーし、更にそれをヤードバーズがロックンロール的にカバーするといった流れがあったようです。
この辺りの話は詳しくWikipediaに載っていますので興味がある方はチェックして見て下さい。Wikipedia-Train Kept A-Rollin’
「Lemon Tea」はこのCDで聴けます!
味噌汁の詩
作詞・作曲:中山大三郎 / 編曲:若草恵
ジャパニーズ・ホットドリンクといえば「味噌汁」ではないでしょうか(無理やり)。
一年中美味しいですが、特に冬の味噌汁は格別ですね。個人的には冬は具が沢山入った豚汁が飲みたくなります。
この曲はよくコロッケさんのモノマネの方で見ていた記憶がありますが、冒頭の「あっぷるぅぅぅ~しばれるねぇ~」という入りが最高です。
東北訛りのセリフが「母に捧げるバラード」のオマージュ的ですが、このセリフがいいですよね。何がポタージュだ!とかご飯をライスというんじゃない!とかいいながら、ご自身が外国の方と結婚しているからか金髪はセーフという謎の昌夫ルール。
しかし、この曲は千昌夫のオリジナルかと思いきや、1976年に発売された珍道中というトリオ・ユニットのカバーなんだそうです。もちろん、セリフ部分は変えていると思いますが、あまりにしっくり来ていたので意外でした。
「味噌汁の詩」はこのCDで聴けます!
最後に
12月に入って本当にしばれてきましたが、そんな時に飲みたい温かい飲み物。今回はそんなホットドリンクが出てくる曲を集めてみましたが、いかがだったでしょうか。
それでは、次回もお楽しみに!